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小説・ミステリ

【絶望が少女の背中を押した】 「オーブランの少女」【深緑野分】

ミステリーズ!新人賞で佳作を受賞した作者の初のミステリ短編集です。主人公は少女ながら、謎解きよりも人間ドラマのような登場人物たちの過去や秘密に重点を置いた物語です。 人間の暗い裏側も描いた、より現実に近い物語が読みたい人にオススメです。
小説・SF

【地球? なくても困らないよな?】「銀河ヒッチハイクガイド」【ダグラス・アダムス】

「地球は宇宙の道路工事のため破壊します」。物語冒頭で地球消滅。唯一の生き残りアーサーは常識の通用しない宇宙の中にいきなり放り出されて……。 ラジオドラマから始まり、小説化、映画化を経たカルト的人気の一冊。 皮肉たっぷりのユーモアをご堪能あれ。
小説・SF

【何度冬が来ても】「夏への扉」【ロバート・A・ハインライン】

傷心の主人公はコールドスリープに入ることを決意するが、その前に……。 ロバート・A・ハインラインの代表作であり、SFの超有名作。 ひたすら行動する主人公、テンポの良い文章。気づけばハッピーエンドにたどり着く、そんなスピード感と爽快感に満ちた名作。
書籍・エッセイ

【悩みを笑いと彩りに】「人生を救え!」【町田康、いしいしんじ】

あなたは悩みがありますか? 深刻さはともかく、誰しも悩みを持っているのではないでしょうか。そんな悩みを笑いに変える、少しロックな考え方に興味はありませんか? 少し常識はずれで、笑いで悩みを軽くする。そんな一冊をどうぞ。
小説・SF

【短く深く】「100文字SF」【北野勇作】

たった100文字。しかし、その100文字で描かれた小説は読み手に無限の広がりを見せてくれます。 その短さゆえにどんな解釈をするか、その自由は全て読者に委ねられています。 時には自分の好きなように、自分らしい解釈を作品に当てはめてみてはいかがですか。
書籍・新書

【これぞ究極】「男のパスタ道」【土屋敦】

パスタ、オリーブオイル、唐辛子、ニンニク、塩。最低限の材料から作られるシンプルな料理、ペペロンチーノ。 シンプルだから奥深い、ペペロンチーノの究極形を求めて、ひたすらに実験と試行錯誤を繰り返す。 最適解を求めて研究を続ける、道のりをまとめた一冊。
小説・ミステリ

【死線の先に微笑みを】「誰も死なないミステリーを君に」【井上悠宇】

死の予兆「死線」が表れた人をそっと救っていく、青春ミステリ小説。 過去から紡がれた縁が、過去に残されたままの人々をそっと救っていく。 自分が誰かに救われた、だから自分も誰かを救いたい。そんな想いのつながりが生む、探偵のいらないミステリ。
ライトノベル

【その過去から逃げられないとしても】「サクラダリセット1 猫と幽霊と日曜日の革命」【河野裕】

異能力が存在する街「咲良田」。時を巻き戻す能力や、指定の時間に声を届ける能力など、個性豊かな超能力があふれている。 高校の奉仕クラブに所属している浅井ケイと春埼美空は「猫を救ってほしい」という依頼を受ける。 それはやがて、咲良田全体に関わる物語になっていき……。
ライトノベル

【それは本当に幽霊のせい?】「ゴーストハント1 旧校舎怪談」【小野不由美】

時を超えて改稿されたホラー・ミステリ作品です。科学的なアプローチで心霊現象を解明していきます。 特徴的な登場人物たちが好き勝手に行動しながら、それでも真相を突き止めようと奔走します。 30年前の作品でありながら古さを感じさせない一冊、夏の涼にいかがでしょうか。
映画

【映画】【大喜利に向いたホラー】「事故物件 恐い間取り(映画)」【監督:中田秀夫、主演:亀梨和也】

イマイチな評価を受けている「恐い間取り(映画)」。低評価が多い理由は……ズバリ、「終わり方」です。 原作と映画の違いにも簡単に触れつつ、今回の終わり方がどうイマイチなのか。 映画のストーリーに沿った創作論がメインです。創作活動をするあなたにも是非。
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